手品をマスターしよう

ゼロから覚えるプロ級マジックパーフェクトマスタープラン「ザ・イントロダクション」

2007年12月17日

ある手品のテクニック

消失マジックで、“ないものを消す”テクニックというものがあります。

演者は右手にコインを手に持っていて、それを左手に握ります。

左手を開くと、コインは忽然と消えてしまいます。

コインはどこにいったんでしょう?

タネはとても簡単。

演者は最初から何も持っていなかったんです。

マジックでは、こういった“ないものを消す”テクニックを使う時がたまにあります。

基本的にはコインを何回か消して出現させた後(客に「コインがそこにある」と認識させた後)、何らかの形で(客に気付かれないように)コインをポケットかどこかへしまい、最後に“ないものを消す”テクニックを使って消失させるのですが、この種のマジックの練習は演技力が非常に養われます。

なんせ持ってないものを持っているように見せ、それを消えたように見せるのですから。

本当にコインを握っているように見える手の握り方とか、ないコインを左手に移したりする(移したようにみせる)テクニックなんかを、怪しい動作なしでさりげなく行わなければタネがバレてしまうので、演技力が養われるわけです。

演技力を身につけたいと思ったら、やってみてもいいのではないでしょうか?

どんなタイプのお客さんがどーゆー時に目をそらすかといった、人間心理の勉強にもなると思います、きっと(笑)。

posted by 海田 洋祐 at 08:45| Comment(0) | 手品の種明かし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

奇術のたのしみ

エッシャーでしたっけ?

この前久しぶりに松田道弘さんの「奇術のたのしみ(筑摩書房 1975年)」を読んでいて、おもしろい絵があったので、普段全く使わない携帯電話の写メ機能でその“不思議な”絵を撮りました(苦笑)。

見たらわかるのですが、フツーではありえないです、ほんと。

こーゆー絵は彼以外の人も書いているのだと思いますが、立体感に無理矢理感があったら、違和感があるように見えるのかなーって思いました。

でも彼の書く絵はどれも違和感なく見ることができます。

「え?どこがおかしいの?フツーじゃん。」と首を傾げてしまうような絵もあり、よく見ると「すげーっ!!!」っと思ったり。

こーゆー絵を見ると、トリックっていうのはマジック手品だけじゃないんだなと思います。
(推理小説にもトリックってありますし)

Image404.jpg

Image405.jpg


水が流れる永久運動の絵と、1階と2階の幅(?)が違う絵です。

ちなみに、写メ、案外綺麗に撮れました(笑)。

不思議な世界はどうですか?
パッと見、違和感ないでしょ?

posted by 海田 洋祐 at 20:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

アマチュアマジシャンの大原則

お久しぶりです。

今日は、アマチュアマジシャンのためのマジックの知識をお話します。

1.即席でできること

手品用品を使った準備が必要なマジックもありますが、アマチュアの場合は、コインマジック輪ゴムマジックなど、即席でできるマジックをいくつか習得しておくほうが良いでしょう。

様々な状況に合わせて演じることができるようによりたくさんの“ちょっとした”マジックをいくつか持っていると、いざというときに重宝します。

テーブル上にある割り箸を使ったり、ティッシュペーパーを使ったり、デスクにある消しゴムを使ったり・・・、そーゆー日用品を使ったマジックを覚えておくと非常に便利です。



2.演技が短いこと

長い演技はお客さんを疲れさせるので、嫌われます。
ルーティン【マジックの流れ・手順】は“いかにも”なマジックのとき限定です。)

それよりも、さりげなく500円玉を手にとってそれを一瞬で消し、また出現させたりするコインマジックのように、一瞬で終わるマジックのほうが効果的です。

不思議なことが一瞬起こって、また現実に戻ると、お客さんのほうも“一瞬”「え?なんで??!」となって、驚きを交えた笑いが起こるでしょう。



3.繰り返して演じることが可能なこと

サーストンの三原則で、「同じ人に続けてマジックを見せない」というのがありますが、アマチュアの場合、「もう1回やって!」というアンコールを避けることはできないと思います。
(避けるための知識と話術があるのなら、また別の話なのですが)

テレビを見ていても、プロはほとんどショーとしてマジックを演じているため、1回演じたら終わりです。

芸能人のお客さんたちもそれに感動して納得です。

アマチュアがマジックを演じる環境は“プロとは違う”ので、そーゆーことを意識して演じる手品を選択するほうが良いでしょう。

posted by 海田 洋祐 at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 手品の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

手品の大原則

1.種明かしをしてはいけない
2.同じマジックを続けて同じ人に見せない
3.あらかじめ現象を説明しない

上の3つのマジック界の決まりは、マジックを少しでもかじっていれば、嫌でも守らなければならないルール“サーストンの三原則”ですが、今日のお話はそのことについてではありません。



ちょっと上手い見せ方のお話。
(けっこうあたりまえの話ですが、マジックをはじめたばかりの多くのアマチュアは必ず知っておかなければなりません。)

「追われていないのに逃げてはならない。」という諺があります。

これはアメリカのマジシャンのアル・ベーカー氏がいつも言っていた・・・らしいことなのですが、この言葉の意味は、「これは何の仕掛けもない1枚のハンカチです。」とタネがないことを過度に証明しようとする行いは避けろ、ということです。

「これは何の仕掛けもない1枚のハンカチです。」と言うと、お客さんは、「じゃあ仕掛けのあるハンカチを使うときもあるんだな。」とか「本当ですか?じゃあ調べさせてください。」と、疑いながらマジックを見るかもしれません。

「ちょっと待って。シャッフルさせて。」とか「今2枚めくったでしょ?」とか「ストップ!もう1回見せて!」など・・・マジックは相手に主導権をとられたらそこで終わりです。

そういうことを突っ込まれるかもしれない、タネがないことを無駄に証明する演技は上手な見せ方(はじめ方)とは言えないのです。

余計なことを言うよりか、「I have a handkerchief.(1枚のハンカチがあります。)」だけのほうが良い。
(このことは、松田道弘さんの数ある本のどれかに載っています。)

こうやって、さりげなくマジックをはじめると、自然にマジックを演じることができます。

演技の前にトリックのあら捜しをされるわけでもない、いちいち「シャッフルさせて」とか“タネを暴く目的”でマジックを見られるわけでもない、最適な方法です。
(周りから「アイツはすげぇマジックができる!」と認知された後は、そうなるほうが逆に楽しいんですが・苦笑)

“マジック・手品を疑ってかかり、絶対に成功してほしくない(自分が騙されたくない)”と思っている日本人を相手にマジックを演じるわけですから、きちんとした“戦略”を踏んでマジックを演じないと、次から二度とマジックを見せる機会はないでしょう。
posted by 海田 洋祐 at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 手品の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ゼロから覚えるプロ級マジックパーフェクトマスタープラン「ザ・イントロダクション」

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。